匠塾

吉匠建築工藝「伝統技能の継承」と町田・デザイン専門学校「現代建築技術」

二人の匠

<本学特任棟梁>
(株)吉匠建築工藝棟梁/文化財保存技術研究会
(一社)日本伝統建築技術保存会理事

堂宮大工棟梁 吉川 輔良

今日まで脈々と受け継がれてきた伝統技能、そして規矩術、それぞれを今回のカリキュラムに組み入れ、ここに学ぶ機会を得る諸君には、是非この機会に伝統技能の奥深さを学び、その技能を将来に役立てて頂くことができれば幸いと存じます。

東京都周辺で寺社建築及び住宅建築を手がける株式会社吉匠建築工藝。創業から40余年で高尾山薬王院別院本堂(不動院)をはじめ数々の有名神社仏閣、または文化財修理を60ヶ所以上手がけている。
社寺建築を通して伝統建築の技と心を住まいに活かし、伝統的な空間、そして和モダン等のあらゆるニーズに応え、高品質の建物を提供する取り組みを実施している。

<本学名誉講師>
一級建築士
日本建築家協会所属/日本建築士会所属

建築家 大宇根 弘司

建築は人間にとって一番身近な環境です。人間が幸せに暮らすためにはどんな建築がいいか考え取り組んで行かないととんでもないことになります。街は建築の集合です。住みやすい、安全な街とはどんな街でしょうか。建築づくりを慎重にしないととんでもないことになる訳です。建築は地球環境に大きな負荷をかけます。地球の温暖化、異常気象が人々を脅かしています。建築を学ぶということはそういうことを考えるということです。皆さんと一緒にしっかり建築を勉強していくことを期待しています。

1960年藤枝東高等学校卒。1965年東京大学工学部建築学科を卒業後、前川國男事務所に入所。山梨県立美術館を担当。1982年、大宇根建築設計事務所を設立、代表作に(仮称)麻布子ども中高生プラザ等、複合施設(設計プロポーザルで選定)、東京エレクトロン仙台事務所研究開発施設2号棟、芸術の森公園、山梨県立文学館、東京都夢の島熱帯植物館など。1982年~2001年、東京理科大学建築学科非常勤講師。一級建築士、建築家協会第7代会長。本学名誉講師。

第一線で活躍する匠だから本物の職人を育てられる

(株)吉匠建築工藝 代表取締役
堂宮大工

吉川 宗太朗

伝統建築を受け継ぐことは決して容易な事ではありません。大工は鉋や鑿といった何十種類もある刃物の手入れから始まり、市販されていない現場ごとに違う丸柱の径にあった丸鉋等の手道具も製作します。ミクロン単位で材料を削ったかと思えば釿で丸太を斫ったりと非常に幅広い道具を使い分けて部材を加工していきます。また規矩術と呼ばれる作図法を用いての木の反りや木割を原寸図に作成し、それをもとに材木の墨付けをし、切り組みしていきます。先人の残してきた技と曲線美は言うまでもなく世界一です。その伝統建築技術に触れて、習得していただける事を心より楽しみにしております。

一級建築士

白石 越郎

伝統的な木造建築を学ぶ。これは単に、古来から伝承される宮大工の施工技術を学ぶということではありません。その目に見える技術だけではなく、木材という生きている命を刻み、時間をかけて身につけた匠の技をもって空間を創造する。いわば、建築に籠められる空間に宿る、建築の姿をした「魂」を身につけるということです。世界広しと言えど日本宮大工の技は、堅牢であり繊細であり、明快で複雑、凄烈であり閑寂。一見相反するものが共存する世界。建築の世界はおろか、別の世界においても他にないのではないだろうか。表面に見えているものだけでない奥深いその技術は、人生をかけて学ぶだけの意味がある。この「宮大工コース」はそれだけの価値あるカリキュラムで迎えてくれます。自身の身につけて実力にしていこう。ここにしかない価値を。一緒に!

(株)吉匠建築工藝 専務取締役
堂宮大工

吉川 然無

一人の人間として
宮大工の仕事は日本人の本来持っている大切なことを教えてくれます。まずは宮大工としてではなく、一 人の人間としてどの職種でも通用する人間力を身につけなくてはなりません。それは人への思いやりだったり気遣い、約束を守る、時間を守るなど仕事以外の全然関係ない所に答えがあるのです。それを含めて皆さんがこの学校を通し、学んで頂けたら幸いです。

戸田晃建築設計事務所 代表
一級建築士

戸田 晃

仕事をしながら勉強するのは厳しいことですが、月1・2回のスクーリングを有効に使い、仲間と交流しながら前向きに勉強して欲しいと思います。そして学生という立場を思う存分活かし、美術館へ行くなどして感性を磨きながら楽しんで欲しいです。自分が学生の時、まわりの学生とコミュニケーションすることを発奮材料にして頑張りました。とにかく一度でも勉強しようと思った人は、意志が強いということです。最後まで努力できると思うので、仲間と一緒に頑張って欲しいと思います。

有限会社平澤工務店 代表取締役
二級建築施工管理技士

平澤 喜代美

現代は優良な建築物を長く使用する考え方の「サスティナブル建築」の方向性が主軸になりつつあります。スクラップ&ビルドではなく、リノベーションやリフォームで今あるものを大事に使用していく考え方です。匠の技術でその専門性を深めていくことも大切ですが、今必要とされている建設人材は、その建築の多様な作業が一通りできる「多能工」です。全てにおいて広く全体的に俯瞰で見ることができる多能工が、これからの建設人材のスタンダートと言えるでしょう。基本的な工具を安全に正確に使用できる基本技術、そして本物の建設現場で研修できるプロフェッショナルスキルを学ぶことができます。一緒に建築多能工を目指しましょう!!

一級建築士/商業施設士
福祉住環境コーディネーター
インテリアコーディネーター

飯田 有登

菊池一級建築士事務所 代表
一級建築士/一級建築施工管理技士
宅地建物取引主任者

菊池 康弘

ファインフィールドデザイン 代表

松田 崇利