大工コース 2年制
現代の設計技術と大工職人の技を学び、木造建築のプロフェッショナルを目指します。
大工として必要な知識、考え方、道具の手入れ、使い方において、徹底的に基礎を学び、大工職人としての土台となる部分を構築する。また規矩術を積極的に取り入れ、学ぶ材料にする。卒業してから、即戦力になる人材を育成するコースです。
卒業と同時に「二級建築士」受験資格を取得できます。
現代の設計技術と大工職人の技を学び、木造建築のプロフェッショナルを目指します。
大工として必要な知識、考え方、道具の手入れ、使い方において、徹底的に基礎を学び、大工職人としての土台となる部分を構築する。また規矩術を積極的に取り入れ、学ぶ材料にする。卒業してから、即戦力になる人材を育成するコースです。
卒業と同時に「二級建築士」受験資格を取得できます。
POINT1. | 社会に出た時、どういう職人が必要とされるか学ぶ |
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POINT2. | とにかく実践、多種多様な継ぎ手を作り、腕を磨く |
POINT3. | 大工の基本である、屋根の納まりを学ぶ |
POINT1. | 電動工具の使い方を覚え、作業の効率化を学ぶ |
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POINT2. | 小屋の納めかたを学ぶ |
POINT3. | 木造建築の反り屋根を学ぶ |
墨付1
規矩術2
規矩術1 | 古から受け継がれてきた指金術を学び実践する。 |
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墨付1 | 実際に墨壺を使って木に墨付け(木材に加工をするための目印をつけること)をする。 |
棒隅軒 | 屋根構造の基本である反りの無い屋根の模型を製作する。 |
道具2 | 現代の宮大工が使う実際の電動工具の使い方を学ぶ。 |
墨付2 | 傾斜、又は湾曲している木材への墨付を学ぶ。 |
四方転び | 四方転び(四本の柱に勾配がついている模型)製作する。 |
各職方 | 左官、板金、漆屋など、大工と絡む職方と実際に仕事をして納まりを確認する。 |
規矩術2 | 扇垂木(放射状に配置された垂木の納まり)という屋根の工法を学ぶ。 |
扇垂木 | 扇垂木の模型を製作する。 |
反り軒 | 宮大工の技の見せ場、反り軒の模型を製作する。 |
特殊加工 | 彫刻、丸柱の加工、ちょうなはつりなど、幅広い範囲で技術を身につける。 |
一般構造Ⅰ
建築施工
建築概論 | 設計・デザインから法規、工法、施工、設備など建築全般について概要を学ぶとともに演習として簡単な設計を行う。 |
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建築史 | 建築やインテリアの歴史知識から、今後のデザインの基礎知識を学びとっていく。 |
一般構造I | 建築物の一般的な構造に関する基礎知識を修得する。 |
カラーコーディネート | 色彩学トーンの分類から色の感じ方、光と色彩による室内コーディネートの基礎を学ぶ。 |
建築環境 | 建築物の室内における光、音、空気、温度等の環境が人の健康に与える影響に関する基礎的な知識を修得する。 |
一般構造II | 建築物等の一般的な構造に関する基礎知識を修得する。一般構造IIでは鉄筋コンクリート造および各部の工法を扱う。 |
建築材料 | 建築物に使用される木材、コンクリート等の材料に関しての知識及びその積算方法の基礎を学ぶ。 |
建築計画 | 建築物の配置計画、環境工学、寝室などの単位空間、住宅計画や都市計画などの基礎知識を修得するとともに基礎的な建築物の設計を行う。 |
建築設備 | 室内環境形成のための換気、冷暖房、安全性確保のための消火、排煙等および電気、ガス等の設備の基礎知識を修得する。 |
設計演習I | 二級建築士の製図試験に向けて、木造住宅を中心に設計計画のプランニングとプレゼンテーションを学ぶ。 |
建築製図I(通年) | 平面図、立面図などの作図を通じて、木造、RC造の作図手順を理解する。 |
建築製図II(通年) | 建築士試験に備え図面を時間内に仕上げる手順を身につける。 |
建築法規I | 建築物等に関する法令の基礎知識を修得する。 |
建築法規II | 建築法規Iでは扱わなかった避難施設、構造強度などの分野や建築士試験で扱われる建築士法やその他法令を扱う。 |
構造力学 | 建築物等の応力または変形等を求める構造計算の基礎理論に関する基礎知識を修得する。 |
建築施工 | 学科試験の建築施工に向けての基礎知識を修得する。 |
建築製図スクーリング
建築計画グループ討議
一般構造、建築環境など講義系科目や建築製図、建築計 画、設計演習などの課題を提出することで単位認定が行わ れる科目では、スクーリングを中心に授業が進められます。 実際の建物を見たり建築材料をショールームに見学に行く 校外実習もあります。